AIモデル・生成AIの選び方
最新AIモデルの料金は、トークン単価だけで比べない話
公開日 ・更新日
安いモデルを選んでも、業務コストが下がるとは限りません。GPT-5.6、Claude Fable 5、Kimi K3はAPI料金が違います。でも、現場で見るべきなのは一回の入出力単価ではなく、仕事を一件終えるまでの総額です。
単価と業務コストは別物
総額には、入力と出力の料金だけでなく、やり直し、待ち時間、人の確認、形式を整える作業が入ります。単価の低いモデルで三回修正するより、高性能なモデルで一回に近づけたほうが安いこともある。逆に、定型文の分類や要約に最上位モデルを固定すると、品質差より費用差が大きくなります。
一件を終える費用で比べる
比較するときは、同じ業務を数件流し、モデル料金、完了時間、修正回数、確認時間を記録します。最後に「完成した一件あたり」で割る。これなら、速いけれど手直しが多いモデルと、単価は高いけれど完成度が高いモデルを同じ基準で見られます。モデル選定は月額の安さではなく、仕事の失敗コストまで含めて決める。ここを揃えると、最新モデルを導入する理由が数字で説明できます。
関連記事
著者: 松井 勇樹